甘露梅(大)
和歌山産の南高梅を使った梅の砂糖漬け
甘露梅の歴史は長く、正月にあの吉原の仲の町の茶屋で、お客様に梅の砂糖漬けをお年玉として贈っていたものが、その由来といわれています。砂糖が貴重な時代でもあり、かなりの贅沢品とされていました。 また、もう1つは、餡を求肥(ぎゅうひ)でくるみ、さらに梅酢につけた紫蘇の葉でくるんだものが、安政3年(1856)、小田原城主大久保忠愨(ただなお)の命で、地元の和菓子が作り出したと言われています。
八ツ三館の甘露梅は前者の砂糖漬けで、和歌山産の南高梅を使用しています。梅のトップブランドとしてその名は知られています。果実は非常に大きく、種は果実のわりに小さめであり、果肉が厚くて柔らかいのが特徴です。
甘い梅干は果実の食感のあるお菓子!?
八ツ三館の甘露梅はお砂糖でじっくり時間をかけて煮込んでいます。まるで甘い梅干を食べている感じです。女将さんのお子さんも大好きで、「お菓子と思って食べています」と。子供でも美味しく食べることができる梅干なのです。
注目していただきたいのは梅のサイズです。和歌山産の南高梅を使用しているだけのことがあり、市場では見ることのなかったような大きさです。
これからの季節は梅干として、おせちの季節なら、お重の中に入れていただきたい一品です。
食感はカリッとした果物という感じです。ご贈答品としても人気の商品です。
推薦人の宿八ッ三館- 創業安政年間。飛騨高山の奥座敷・飛騨古川に静かに佇む料亭旅館「八ッ三館」は、国登録有形文化財に指定され、あゝ野麦峠ゆかりの宿としても有名です。 飛騨古川で育てたA5等級の最高級飛騨牛、鮎、朴葉みそなど地元の食材をふんだんに使った料理の数々。贅を極めた八ッ三館での時間は、旅の思い出に彩りを添えてくれます。
- 岐阜県
女将 池田 理佳子
紫蘚と共に一度塩漬けした梅を塩出し砂糖でコトコトと煮炊きしました。紀州産の大粒のこの梅は、お茶うけやデザート、天ぷらにして料理の一品にもご利用いただけます。
ユーザーレビュー
お客様よりお寄せいただいた商品レビューをご紹介!